幸和製作所は調整一巡、21年2月期黒字化予想

株式市場 銘柄

 幸和製作所<7807>(JQ)は福祉用具・介護用品の総合メーカーで、介護サービスも展開している。21年2月期は新型コロナウイルスの影響で減収だが、原価改善や販管費抑制で黒字化予想としている。収益改善を期待したい。株価は反発力が鈍く安値圏でモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■福祉用具・介護用品の総合メーカー

 福祉用具・介護用品の総合メーカーである。歩行車やシルバーカーを主力として、自立支援型転倒防止ロボット歩行車など介護ロボットの開発も推進している。またM&Aによってデイサービスなどの介護サービスも展開している。

 なお12月24日には、子会社幸和ライフゼーションの一部事業であるデイサービス事業を、吸収分割の方法でポラリス(兵庫県宝塚市)に譲渡(効力発生日21年1月1日)すると発表した。

■21年2月期黒字化予想

 21年2月期連結業績予想は、売上高が20年2月期比16.6%減の49億98百万円、営業利益が1億05百万円(20年3月期は1億31百万円の赤字)、経常利益が82百万円(同1億10百万円の赤字)、純利益が42百万円(同3億67百万円の赤字)としている。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比23.2%減の26億34百万円、営業利益が53.2%増の1億61百万円だった。売上面は新型コロナウイルスの影響で大幅減収だった。特に介護用品・福祉用具製造販売事業(26.8%減収)が得意先である量販店等の営業時間短縮の影響を受け、介護サービス(15.0%減収)も利用者減少の影響を受けた。ただし利益面では、組織および人員体制の最適化などで固定費削減に取り組み、販管費抑制効果で大幅営業増益だった。

 通期も新型コロナウイルスの影響で減収だが、原価改善や販管費抑制で黒字化予想としている。第2四半期累計の営業利益は通期予想を超過達成している。通期ベースで収益改善を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は反発力が鈍く安値圏でモミ合う形だが徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。12月29日の終値は835円、時価総額は約36億円である。

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