アスクルが一段と出直る、「緊急事態宣言」迫りテレワーク関連の配送需要などに期待再燃

■月次動向では個人向け通販のLOHACO事業など快調

アスクル<2678>(東1)は1月5日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の4045円(165円高)まで上げて12月18日以来の4000円台を回復。出直りを強めている。

 12月の月次動向が好調で、中でも個人向け通販のLOHACO事業を含むBtoC流通総額は前年同月比16.5%増加。新型コロナウイルス感染の拡大を受け、7.8日にも1都3県に「緊急事態宣言」が発動される見込みとなり、テレワーク関連の配送需要の拡大などに期待が再燃したようだ。

 10月には、同様の期待や好決算を受けて4715円まで上げ、約5年ぶりの高値をつけた。(HC)

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