ペプチドリームは業績予想の増額修正が好感され約1ヵ月ぶりに戻り高値を更新
- 2021/1/5 10:20
- 業績でみる株価
■「53億円以上」だった営業利益の見通しは「67億円」に
ペプチドリーム<4587>(東1)は1月5日、一段と出直りを強めて始まり、9時30分にかけて7%高の5640円(4000円高)まで上げて約1ヵ月ぶりに戻り高値を更新した。
4日の取引終了後、2020年12月期の業績予想の増額修正を発表し、これまで「53億円以上」としていた営業利益の見通しは新たに「67億円」の見込みとしたことなどが好感されている。
発表によると、PDC(Peptide Drug Conjugate)に関する新規ライセンスなどの結果、売上高の見通しは従来の「100億円以上」を同じく「116億円」に見直した。
昨年来の高値は5760円(2020年1月)。テクニカル的にはこの高値までフシがなくなったとの見方が出ている。(HC)