新光電気工業はテレワーク、オンライン学習の拡大など追い風になる銘柄として13年ぶりの高値に進む

■第2四半期決算ではデータセンター用サーバー向け需要が拡大

新光電気工業<6967>(東1)は1月5日、時間とともに上げ幅を広げ、10時にかけて5%高の2467円(127円高)まで上げて12月2日につけた昨年来の高値を更新し、2007年以来、約13年ぶりの高値水準に進んだ。

 先に発表した第2四半期決算では、テレワーク拡大や「5G」本格化が追い風になり大幅増益を実現しており、政府が「緊急事態宣言」を7,8日にも発出すると伝えられて連想が波及している。

 第2四半期の連結業績(2020年4~9月)は、テレワーク、オンライン学習の拡大、第5世代移動通信システム(5G)の実用化などを背景として、データセンター用のサーバー向けの需要が拡大し、フリップチップタイプパッケージなどがデータセンター用のサーバー向けに伸び、連結売上高は前年同期比22%増加し、各利益とも前年同期比で大幅に黒字転換した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る