信越化学が上場来の高値、台湾TSMCの日本拠点報道など材料視
- 2021/1/7 11:30
- 材料でみる株価
■「つくば市に先端技術開発センターを新設する計画」と伝えられる
信越化学工業<4063>(東1)は1月7日、大きく反発して再び上値を追い、1万8500円(755円高)まで上げて約1週間ぶりに上場来の高値を更新した。
半導体受託製造の世界最大手・台湾積体電路製造(TSMC)が「2021年内にも茨城県つくば市に先端半導体製造の技術開発センターを新設する計画」と7日付の日刊工業新聞が伝え、同社や東京エレクトロン<8035>(東1)、SCREENホールディングス<7735>(東1)、JSR<4185>(東1)なども参画するもようとしたことなどが材料視されている。信越化学や東京エレは日経平均への寄与度が大きい。(HC)