東京エレクトロンが初の4万円乗せ、「ミニ株」(10株単位)での投資推奨も

■TDKも20年ぶりの高値、NY株高を受け半導体・電子部品株が軒並み高い

 東京エレクトロン<8035>(東1)は1月8日、飛び出すように一段高となり、9時半にかけて5%高に迫る4万930円(1780円高)まで上げ、上場来初の4万円台に乗った。

 NY株式市場でダウ平均やハイテク株の多いNASDAQ総合指数、半導体株指数のSOXなどが軒並み最高値を更新し、NY市場で売買されている東京エレクトロンのADR(預託証券)も1.5%高となり、比較感から東京でも買われる形になった。

 株価4万円は1投資単位(1単元:100株)400万円になるため、証券会社では「ミニ株」(10株単位)での投資を推める様子もある。ネット証券の一部では1株単位でも可能だ。

 同様の展開でTDK<6762>(東1)も2001年以降の高値を更新し、ソニー<6758>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)村田製作所<6981>(東1)などが軒並み高い。(HC)

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