ストリームの第3四半期は大幅増収、黒字転換

■主要商品の売上は、前年実績を上回る水準で推移

 ストリーム<3071>(東マ)は8日、15年1月期第3四半期累計(2014年2月~10月)連結業績を発表した。

 売上高は前年同期比32.6%増の150億1500万円、営業利益は1億2100万円(前年同期△1億8700万円)、経常利益は1億3700万円(同△1億8500万円)となった。四半期純利益は、負ののれん発生益6500万円を特別利益に計上するとともに、情報セキュリティ対策費及びエックスワンの事務所移転費用2000万円を特別損失に計上したことで、1億6600万円(同△1億6300万円)と大幅増収、黒字転換で着地した。
 
 発表によると、インターネット通販事業では、第3四半期末の取扱数を15,618アイテム(第2四半期末は13,458アイテム)に増やし、また在庫の適正化等の施策を推進したことで、主要商品の売上は前年同期比で、家電57.9%増、パソコン235.5%増、周辺機器・デジタルカメラ23.4%増と前年実績を上回る水準で推移し、売上高は138億4900万円(同39.2%増)、営業利益は1億2200万円(前年同期△2億4500万円)となった。

 その他の事業では、今年2月に化粧品・健康食品を中心に会員制無店舗販売を展開しているエックスワンを連結子会社とし、売上高は12億1100万円、営業利益は100万円となった。

 今期の通期見通しは、期初発表の予想を据え置き、売上高は206億4600万円(前期比23.7%増)、営業利益は3億7900万円(同△1億6300万円)、経常利益は3億7200万円(同△1億1900万円)、純利益は2億8600万円(同△8400万円)と増収、黒字転換を見込んでいる。

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