ミロク情報サービスはブロックチェーン・プラットフォーム開発の「ToposWare」と資本提携

■統合型DXプラットフォームの構築を目指す

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス<9928>(東1)は、ゼロ知識証明を利用したブロックチェーン・プラットフォームの開発を手掛けるToposWareと資本提携した。

 経済・社会のデジタル化が急速に進展するなか、より高度な情報セキュリティ基盤の構築が求められている。また近年、ブロックチェーン技術は金融界を中心に応用され、現在では流通、製造、医療、公共事業など幅広い分野での活用が進んでいる。

 このような中、ミロク情報サービスグループは、ERPソリューションとデジタル・マーケティングを融合した新たな「統合型DXプラットフォーム」の構築を目指しており、顧客の生産性向上・競争力強化、DX推進によるイノベーションの創出を支援する、DX時代にふさわしい総合的なソリューションサービスの提供を目指している。

■ゼロ知識証明による高度な秘匿性を保持する高速プライバシー・ブロックチェーン

 ToposWareは高度な情報セキュリティを求める行政機関・企業・個人に向け、次世代のデータプラットフォームとなる相互接続性のあるブロックチェーン・ネットワークを開発している。暗号資産の決済だけでなく文字列やファイルなどの多様なデータを対象に、改ざん耐性とデータプライバシー(秘匿性)を提供し、中でも「ゼロ知識証明」という暗号理論を活用し、強固なデータ秘匿性を担保することに強みを持っている。

 ミロク情報サービスグループはToposWareと資本提携することにより、高度なブロックチェーン技術を活かした次世代の新たなビジネス・プラットフォームの構築を目指して共同で研究開発を行う予定。

 今後も、ToposWareとの資本業務提携をはじめ、優れたテクノロジー企業や開発エンジニア集団と連携することにより、新たなイノベーションを創出し、最適な経営システム、経営情報サービスの開発・提供を目指していくとしている。

 【ゼロ知識証明】=知識を送信せずにその知識を保有していることを証明するプロトコルで、暗号論的手法も活用し、強固なデータ秘匿性を提供することが特長。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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