【チャート診断】オオバは13週線と26週線の間でモミ合いへ移行か、5月決算を待つ展開

チャート診断

オオバ<9765>(東2・売買単位100株)の週足チャートは13週線を割り込んだことで次は26週線を意識した展開となりそうだ。

3月30日に好業績を手掛かりに年初来高値634円まで買われた。その後、550円を挟んでしばらくモミ合っていたが、日足での25日線を突破できなかったことで短期筋の見切り売りで週末29日は519円まで下げた。このため、今後は26週線の556円を意識した展開が予想される。

しかし、業績が良いため26週線を下回ることはなさそうだ。建設コンサルタントで2015年5月期は3.5%増収、営業利益37.2%増益、1株利益約40円の見通し。配当については、去る5月12日に配当性向を従来の25%から30%へ政策を変更、これに伴い5円増配の年12円(期末一括)とすることを発表している。

2016年5月期も好事業環境から業績続伸は予想良されるものの、7月上旬とみられる5月決算発表までは下値を固める展開だろう。

予想される株価の動きとしては26週線と13週線の間でのモミ合いで下値を固めるものとみられる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る