【引け後のリリース】イマジカ・ロボットHDがお天気キャスター森田さんの会社を買収
- 2015/5/29 17:38
- 株式投資ニュース
■気象ニュースや気象データ事業など両社のノウハウで一段と拡大
映像技術サービスや映像ソフトなどのイマジカ・ロボット ホールディングス<6879>(東1)は29日の大引け後、連結子会社のイマジカデジタルスケープが気象予報や気象予報士派遣などを行う株式会社ウェザーマップ(東京都港区赤坂)とその子会社2社の株式を取得して子会社化すると発表した。6月1日付で100%取得する予定。
子会社になるウェザーマップ社は、お天気キャスターの草分けとして知られる気象予報士・森田正光さんが代表取締役の会社。発表によると、ウェザーマップ社は気象予報や気象予報士の派遣、気象データの提供や気象ニュースの配信等を中核事業とし、テレビやラジオ、インターネットを通じて「気象予報」という人々の暮らしに欠かせないサービスを提供している。
一方、イマジカデジタルスケープ社はクリエイターの人材コンサルティング事業、コンテンツ制作事業、メディア事業を展開し、両社の事業ノウハウを融合させることでテレビ局やインターネット事業会社など、メディアに対する営業的な訴求力を高めていくとした。
イマジカ・ロボットHDの株価は2015年3月に871円の年初来高値をつけ、その後はなだらかな調整基調となり、29日の終値は620円(5円安)だった。16年3月期の業績は2ケタ増益の見込みで、高値から3カ月を過ぎる6月初旬には調整一巡感が出てくる可能性が濃厚だ。