キヤノンは業績予想の再増額修正が好感され大きく出直る

■営業利益は従来予想を64%引き上げて1050億円の見込みに

 キヤノン<7751>(東1)は1月15日、飛び出すように急伸して始まり、取引開始後は9%高の2258.0円(183.5円高)まで上げて大きく出直っている。14日の15時に業績予想の増額修正を発表し、注目集中となった。

 2020年12月期の連結業績見通しを全体に増額修正し、営業利益は10月26日に増額修正した予想値を64%引き上げて1050億円の見込みに、当社株主に帰属する当期純利益も同54%引き上げて800億円の見込みに見直した。

 フルサイズミラーレスの新製品が牽引するカメラや、在宅需要が続くインクジェットプリンターなどが、特に利益面で計画を上回って推移したとした。(HC)

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