エスプールが一段高続伸、5年後の利益2倍めざす新中期計画など注目され上場来の高値に迫る

■既存事業の発展に加え第3、第4の収益柱を構築へ

エスプール<2471>(東1)は1月は15日の前場、一段高となり、11時にかけて896円(46円高)まで上げて株式分割など調整後の上場来高値954円(2020年1月15日)に次ぐ高値に進んだ。

 13日15時に11月決算と今期の業績予想、新中期計画を発表。14日は一時、東証1部の値上がり率トップに躍り出る活況高となった。

 2020年11月期の連結決算は、売上高が210.09億円(前期比19.9%増、)となり、営業利益は22.28億円(同38.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は15.80億円(同46.0%増)となるなど、売上高、各利益とも最高を更新した。

 新たに策定した新・中期経営計画(2021年11月期~25年11月期)では、取り組むべき課題として、環境変化に合わせた既存事業の継続的な発展、次の10年を見据えた第3、第4の収益の柱の構築、ESG経営を軸とした持続的成長を支える仕組みの強化、などを推進する。(HC)

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