【株式市場】日経平均は取引開始後の122円高を上値にダレ模様となり軟調だが半導体関連株など強い

株式

◆日経平均は2万8639円05銭(59円21銭安)、TOPIXは1863.81ポイント(9.47ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億5083万株

 1月15日(金)前場の東京株式市場は、アドバンテスト<6758>(東1)が一段高で始まるなど、昨14日の終盤に値を消した半導体株が復調。業績予想を増額したキヤノン<7751>(東1)なども活況高。日本航空<9201>(東1)も高い。ただ、取引開始後に伝えられたバイデン次期米大統領の景気対策1.9兆ドル(200兆円)は想定内とされ、日経平均は朝方の122円24銭高(2万8820円50銭)を上値に値を消し、前引けは軟調だった。

 JPホールディングス<2749>(東1)が活況高となり、学研HD<9470>(東1)との資本業務提携などを好感。日本アジアG<3751>(東1)は旧・村上ファンド系とされる資金による買収が材料視されて急伸。パシフィックネット<3021>(東2)は四半期決算が好感され活況高。Sansan<4443>(東マ)は東証1部への移籍決定で急伸。Mipox<5381>(JQS)はパワー半導体が注目されストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億5083万株、売買代金は1兆4587億円。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は580銘柄、値下がり銘柄数は1505銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、鉱業、石油/石炭、ゴム製品、空運、食料品、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る