カナモトは今期増益予想に加え豪雪後の除雪需要も連想され続伸

■今期は売上高6%増、営業利益5%増など増収増益を見込む

 カナモト<9678>(東1)は1月15日、続伸基調となり、2351円(41円高)まで上げたあとも強い展開となっている。前10月期の減収減益に対し、今10月期は増収増益を見込む。一部には、北陸・東北地方の豪雪を受けて除雪車両の需要増を連想する様子がある。

 豪雪関連の需要は台風災害に比べると小さいとされるが、12月4日に発表した今期・2021年10月期の連結業績予想は、売上高を1903億円(前年同期比6.3%増)、営業利益を150億円(同5.3%増)、経常利益は152億円(同6.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は90億円(同6.3%増)としている。(HC)

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