岩谷産業は上場来高値に向け出直る、水素エネ事業に加えカセットこんろなどの家庭需要も注目される

■緊急事態宣言の発動を受け生活用品の需要増加の見方

 岩谷産業<8088>(東1)は1月18日、3日ぶりに反発し、10時にかけては5%高の7260円(350円高)。1月13日につけた事実上の上場来高値7470円に向けて出直っている。

 2050年までに温暖化ガス排出量をゼロにする「脱炭素」政策やFCV(燃料電池車)向けの水素、水素供給スタンドなどへの取組が注目されている。また、生活用品でもカセットこんろ「カセットフー」や、たこ焼・焼肉グリルなどを発売するため、緊急事態宣言の発動を受けて家庭での需要が増加しているとされ、注目再燃の様子となった。(HC)

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