日本エンタープライズの子会社が農作物の高品質化・高付加価値化を実現するアプリケーション、システムを提供

IR企業情報

■「次世代の機能性農作物」の生産を支援

 日本エンタープライズ<4829>(東1)の子会社、会津ラボは、ICT(情報通信事業)を活用した「スマート農業」に注力し、会津若松市「桜咲く会津プロジェクト実行委員会」が実施する「次世代型食品生産トライアル事業」へ向けて、農作物の高品質化・高付加価値化を実現するアプリケーション、システムを提供する。

 「次世代型食品生産トライアル事業」は、会津若松市「桜咲く会津プロジェクト実行委員会」が、経済社会における変化を予測した食品生産体制作りに、実証実験として取組むもの。実行委員会は、消費者ニーズ、輸入動向、気象変動等に対応して、市場ニーズの高い魅力ある商品を機動的に市場に供給する体制を確立することにより、地域の所得向上や雇用創出を見据えた、生産普及効果の高い食品産業の活性化を目指す。

 会津ラボは、このトライアル事業を通じて、食品産業の基盤である「農作物」の高品質化・高付加価値化に必要となる、「温湿度などの大気中データや、農地の養分等の土壌のデータを測定するセンサ開発」、「計測したデータを管理するサーバシステム開発」、「生産者が農作物育成過程の作業を記録するアプリケーション開発」等を行い、「次世代の機能性農作物」の生産を支援する。

 平成27年度は、農作物をトマト、ミニトマト、キュウリ、スナップエンドウ、ロマネスコの5品目に限定し、「土壌の試験・研究及び分析調査」、「生産技術向上へ向けた検証」、「鮮度保持のための研究」を行い、最終的な生産物評価を通した総合的な付加価値を検討して、次年度以降の取組みに繋げる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る