JCRファーマは一段高、アストラゼネカ向け新型コロナワクチンの原液製造など材料視される

■日経平均構成銘柄など軒並み安の中で絶好の材料株に

JCRファーマ<4552>(東1)は1月28日、一段高の買い気配で始まり、取引開始後は2948円(206円高)まで上げて昨年11月12日以来の2900円台復帰となっている。

 このところ、英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン原液を国内で製造する業務請負契約(昨年12月発表)が材料視されて連日大きく出直っており、28日は、「アストラゼネカのワクチン、日本で量産、9000万回分、国内安定調達へ道筋」「JCRファーマが神戸市内の工場でコロナワクチンの原液をつくる」(日本経済新聞1月26日付朝刊)と伝えられ、改めて注目された。

 日経平均構成銘柄などが軒並み安く始まった中で、絶好の材料株とされている。(HC)

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