トレジャー・ファクトリーが一段と上げ戻り高値を更新、台湾への展開と自社株買いの期間延長など好感される
- 2021/2/2 10:52
- 材料でみる株価
■4月に現地法人を設立、タイに続き海外を拡大
トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は2月2日、再び上値を指向して10時30分過ぎに780円(21円高)まで上げ、2日ぶりに戻り高値を更新している。
1月28日付で、台湾での現地法人設立と自己株式取得(自社株買い)の期間延長を発表。事業拡大への期待と株式価値向上への期待の両面で注目されている。
1月28日の15時、台湾に現地法人を設立することを同日決議し、設立時期を2021年4月(予定)にすると発表した。すでにタイでリユースビジネスを展開しているが、更なる海外展開として、消費市場が成長している台湾でもリユースビジネスを展開することとした。商号は、台灣寶物工廠股份有限公司(Treasure Factory (Taiwan) Co.,Ltd.)、資本金は2500万台湾ドル(9250万円:1台湾ドル3.7円で為替換算)。出資比率はトレジャー・ファクトリー100%。
また、2021年1月14日から同年1月29日までの日程で行ってきた自社株買いを2月12日まで延長することとした。取得上限は15万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の1.33%)、または取得総額100百万円。(HC)