【株式市場】JR各株など上げコロナ収束後を買う動きも強く日経平均は大幅続伸

株式

◆日経平均は2万8646円50銭(284円33銭高)、TOPIXは1871.09ポイント(24.07ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億7438万株

 2月3日(水)後場の東京株式市場は、この日に四半期決算発表を控えたソニー<6758>(東1)住友電工<5802>(東1)が一段とジリ高になり、JR東海<9022>(東1)などのJR各社もジリ高となった。鉄鋼、海運は米国の追加経済対策への期待とされて中盤から一段高。日経平均もジリ高傾向を続け、大引けにかけて前場の高値に迫り大幅続伸となった。

 後場は、2日に四半期決算を発表した三井住友FG<8316>(東1)が一段と強含むなど大手銀が上げ、コロナ収束後を買う動きが波及とされて三井不動産<8801>(東1)などの不動産株も一段高。JFEコンテイナー<5907>(東2)は燃料電池用水素貯蔵器などが材料視されて出直り幅を広げ、ミクリード<7687>(東マ)はコロナ禍の飲食店に有利なサービスを展開し出直り拡大。セルシード<7776>(JQS)は世界的な総合科学サービス企業のネットワーク活用する細胞培養器材の普及戦略が注目され後場一段高。

 東証1部の出来高概算は13億7438万株(前引けは6億9732万株)、売買代金は2兆7863億円(同1兆3547億円)。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1593(前引けは1543)銘柄、値下がり銘柄数は522(同546)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは30業種)が値上がりし、パルプ/紙を除いてすべて高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る