Jトラストが一段高、「相手方全面却下」以降動意を強め遂に買い戻し発生の見方

■値幅妙味が伴ってきた形のため目先資金の流入拡大予想も

Jトラスト<8508>(東2)は2月5日の前場、一段高となり、13%高の290円(34円高)まで上げて年初来の高値を更新。2020年8月以来の290円台に進んだ。

 グループ会社を巡るシンガポールでの訴訟について、相手側の訴えが全て却下されたことなどを1月12日に発表して以降、断続的に大きく上げる展開になっており、このところは急伸後も日々ジリ高となり上値を追ってきたため、遂に売り手の買い戻しがまとまって発生したとの見方が出ている。需給面で値幅妙味が伴ってきた形のため、目先資金のさらなる流入を期待する様子もある。(HC)

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