JR東日本、JR東海が続伸し出直り強める、「宣言」一部地域解除の観測など材料視
- 2021/2/8 11:19
- 材料でみる株価
■四半期決算発表の翌日を下値に基調転換し連日高
JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東1)は2月8日、再び上値を追い、5%高の7680円(345円高)をつけた後も300円高前後で推移し、2020年7月以来の7600円台回復となった。JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東1)は4%高の(1万7395円(715円高)まで上げて5日続伸基調となっている。
両銘柄とも、第3四半期決算を1月29日に発表し、株価は翌取引日を下値に出直り相場に転換し続伸している。新型コロナ感染者数の低下、緊急事態宣言の一部地域解除の観測、新型コロナワクチンの接種が2月中旬にも開始の見込みと伝えられたこと、などが材料視されている。業績低迷は事実だが、消化済み、織り込み済みとの見方だ。(HC)