日本鋳鉄管がストップ高、AI(機械学習)を用いた水道管路劣化診断業務に注目集中

■同システム初の本格受注、兵庫県朝来市からと8日発表

日本鋳鉄管<5612>(東1)は2月9日、急伸し、10時30分過ぎにストップ高の1606円(300円高)まで上げて昨年2月以来の1600円台に進み、出来高も急増となっている。

 8日付で、Fracta‐AI(機械学習)を用いた水道管路劣化診断業務を兵庫県朝来市から受託したと発表。2020年1月より本採用に向けた活動を進めてきた中で、同社として全国初の本格導入先になるとしたことなどが注目されている。 

 発表によると、同システムは、開発パートナーとして、米国Fracta社とともに『環境ビッグデータとAIを用いた水道管路劣化診断技術』の実証検証を実施し、多くの水道事業体より、劣化予測の精度について高評価を得ているという。(HC)

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