【株式市場】業績予想の増額銘柄など高く日経平均は次第に強含み小高い

株式

◆日経平均は2万9531円48銭(25円55銭高)、TOPIXは1934.46ポイント(8.92ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億5957万株

 2月10日(水)前場の東京株式市場は、業績予想を増額修正した日産自<7201>(東1)やブリヂストン<5108>(東1)が時間とともに上げ、富士フイルムHD<4901>(東1)は一段高。ただ、日経平均は半導体株や薬品株が足を引っ張る格好で安く始まり、11時頃まで軟調に推移。大引けにかけて小高くなった。

 業績予想を増額した銘柄が軒並み急伸し、KYB<7242>(東1)、ケイアイスター不動産<3465>(東1)はストップ高。インテージHD<4326>(東1》)は急伸、ASTI<6899>(東2)はストップ高。メルカリ<4305>(東マ)は黒字化を見直す動きとされ出直り拡大。不二精機<6400>(JQS)は新型コロナワクチン接種が注射器のせいで減ると伝えられ注射器金型への思惑など言われ一時ストップ高。

 新規上場のアールプランナー<2983>(東マ)は前場、買い気配のまま初値がつかず、公開価格2210円を71%上回る3790円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は6億5957万株、売買代金は1兆3828億円。1部上場2191銘柄のうち、値上がり銘柄数は1073銘柄、値下がり銘柄数は1004銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種が値上がりし、ゴム製品、石油/石炭、輸送用機器、パルプ/紙、その他製品、保険、証券/商品先物、機械、などが高い。(HC)

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