【銘柄フラッシュ】ガーラや燦キャピタルなど急伸しトヨタ自動車は7日連続高値
- 2014/12/8 16:34
- 株式投資News
8日は、シカゴ日経平均先物の前週末1万8000円乗せを好感し、日経平均が先物主導型で朝方に2007年7月以来の1万8000円台に進んだ。トヨタ自動車<7203>(東1)は円安基調も好感して7日連続の高値更新となり大引けは1.5%高。一方、パナソニック<6752>(東1)は朝方に高値を更新したが10時前から軟化したまま後場は一段軟調となり2.0%安、ファナック<6954>(東1)も軟化して0.7%安など、先物との裁定による買いが一巡すると軟化する銘柄もあった。
材料株の物色は活発で、価値開発<3010>(東2)は訪日観光客の増加がホテル事業を潤すとされて20.4%高の急伸となり、日本プラスト<7291>(東2)はエアバッグを手がけるためタカタ<7312>(東1)のリコール問題を材料に15.3%高の高値更新。ホロン<7748>(JQS)は2015年2月に上場10周年のため株主対策などに期待ありとされて16.9%ストップ高となり、燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は海産物の鮮度保持装置を材料に連日ストップ高の32.5%高、ガーラ<4777>(JQS)はスマートフォン向けゲームの英語圏での事前登録開始が期待されて38.7%ストップ高。ディー・ディー・エス<3782>(東マ)は6日付けで発表した米社との提携を材料に16.3%ストップ高、MCJ<6670>(東マ)は薄型テレビなどに差し込むだけで最新のパソコンとして使えるスティック型パソコンを材料に連日ストップ高の15.2%高。
東証1部の値上がり率1位はオルトプラス<3672>(東1)の18.6%ストップ高となり新作ゲームの配信開始に期待とされて出直り急、2位は中外炉工業<1964>(東1)の14.5%高となり受注拡大への期待などが言われて大幅続伸、3位は日精樹脂工業<6293>(東1)の10.4%高となり4日発表の業績予想の増額を好感して高値を更新した。