ルネサスエレが高値に迫る、米半導体株指数の最高値受け英半導体大手へのM&Aなどに注目強まる
- 2021/2/12 09:21
- 業績でみる株価
前12月期の連結決算は営業利益が前期の10倍に
ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)は2月12日、続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の1303円(63円高)まで上げ、1月下旬につけた2017年以来の高値1378円に向けて出直りを強めている。
2月8日に英半導体大手ダイアログ社(Dialog Semiconductor Plc)の買収を発表したことなどが買い材料視されており、NY市場でSOX(フィラデルフィア半導体株指数)が最高値を更新したため買い安心感が強いようだ。
10日に発表した2020年12月期の連結決算では、営業利益が前期実績の10.4倍になるなど、売上高から各利益とも前期実績値を大きく上回った。(HC)