【株式市場】日経平均は一時3万円の大台を回復し30年ぶりの高値圏で推移、ワクチン接種迫り「コロナ後」を展望

株式

◆日経平均は2万9867円18銭(347円11銭高)、TOPIXは1947.09ポイント(13.21ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億709万株

 2月15日(月)前場の東京株式市場は、日経平均が142円高で寄った後一気に486円39銭高(3万6円46銭)まで上げて一時3万円大台を回復した。1990年8月以来。17日にも新型コロナワクチンの接種が始まるため「コロナ後」への期待が強まり、前週末のNY株最高値も受けて株価指数の先物が先行高。3万円乗せのあとトヨタ自<7203>(東1)などは値を消して一進一退。日経平均も上げ幅300円台で一進一退となった。

 日経平均採用銘柄などは目先的な達成感に見舞われるとの見方で個別株に注目する様子があり、セレス<3696>(東1)は業績好調でビットコイン最高値といった材料性もあるとされて高値を更新。ミズホメディー<4595>(東2)

今期の大幅増益予想が注目され3日連続急伸。ニューラルポケット<4056>(東マ)Nexus・Bank<4764>(JQS)は爆発的な業績拡大が注目されストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億709万株、売買代金は1兆3626億円。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は1152銘柄、値下がり銘柄数は948銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種が値上がりし、鉱業、石油/石炭、精密機器、銀行、証券/商品先物、倉庫/運輸、情報/通信、機械、電気機器、小売り、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る