SCREENホールディングスは多重免疫染色法の産学連携も注目され3年ぶりの高値に進む

■半導体需要の世界的ひっぱくに加え材料株妙味が増す

SCREENホールディングス<7735>(東1)は2月16日、3日続伸基調となり、9時30分にかけて6%高の9270円(510円高)まで上げ、約1ヵ月ぶりに2018年以来の高値を更新した。

 半導体需要が世界的にタイトな状況と伝えられ材料視されているほか、2月8日、「京都府立医科大学とAI画像解析を用いた多重免疫染色法でプレシジョン・メディシンを加速」と発表。以後、終値で下げた日が一日のみという続伸相場が続いている。

 発表によると、プレシジョン・メディシン(Precision Medicine)とは、メカニズムに応じて疾患を複数のタイプに分け、そのタイプごとに最適な治療を行うこと。より効果的な治療を選択することで治療効果を高めるとともに医療費の削減につながる、という。(HC)

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