JPホールディングスグループは経営理念・運営理念を刷新し、コーポレートメッセージを新たに制定

■新たな理念のもと、幼児教育と地域連携を軸に子育て支援事業の拡充に臨む

 子育て支援事業最大手JPホールディングス<2749>(東1)グループは、子育て支援事業のさらなる質的向上と事業を通じた社会貢献を標榜として、グループ経営理念・運営理念を刷新し、コーポレートメッセージを新たに制定した。

 同社は、今後、ますます重要となる子育て支援において、新しい経営理念のもと、グループ全体の一体感を醸成し、幼児教育をはじめとしたさらなる保育・育成の質的向上を目指して、地域社会とより強く連携した子育て支援事業の拡充と発展に努めていくとしている。

◆経営理念・運営理念を刷新、新たにコーポレートメッセージを制定

 経営理念・運営理念は、従前の経営理念をよりわかりやすく、具体的に表現する形で刷新された。地域と共生する、笑顔溢れる社会の実現に向け、同社グループが子育て支援事業者として社会に提供する価値や、そのために従業員一人ひとりが実践すること、心掛けることが示されている。

 「すべてはこどもたちの笑顔のために」というコーポレートメッセージには、同社グループの事業活動のすべてが、こどもたちの笑顔につながるようにという思いが込められている。

◆グループ経営理念・グループ運営理念・コーポレートメッセージ

ken1.jpg

■グループ経営理念
 「子育て支援を通じて笑顔溢れる社会づくりに貢献します」
■コーポレートメッセージ
 「すべてはこどもたちの笑顔のために」
■グループ運営理念
 (1)安全&安心を第一に保育・育成を実施します
 (2)いつまでも思い出に残る施設となるよう日々の保育を大切にします
 (3)職員が楽しく働けることでこどもたちを笑顔にします
 (4)地域とつながり支え合う施設として社会に貢献します
 (5)常に時代が求める子育て支援を実践し続けます

◆保育理念・保育方針をより分かり易く表現し、社内外への浸透を目指す

 新たな経営理念に基づき、同社グループが目指す子育て支援において、時代に即した保育・育成をより具体化するため、保育理念および保育方針も改定している。同社グループは、新しい保育理念・保育方針のもと、すべての施設で具体的な実践を進めていくと共に、広く社内外へ浸透させることを目指している。

【保育理念・保育方針】

 ■保育理念
 「未来あすを生きる力を培う」

 ■保育方針
 一人ひとりに心をかけ、愛情を注ぎ、成長に合わせたきめ細やかな保育を行うことで、変化の激しいこれからの社会を生き抜くための、”生涯にわたる生きる力の基礎”を育みます。

 ●自ら伸びようとする力を支えます
 こどもが本来持っている”育つ力”に注目し、周囲の環境に興味・関心を持って自ら関わろうとする意欲を支え、自信を育みます。

 ●五感を養って感性を豊かにします
 身近なものに関わり、五感を使った実体験を積み重ねることで、豊かな感性を高め、思考力・想像力を育みます。

 ●後伸びする力を育みます
 こどものありのままの姿を受け止め、共感し接することで、探求しやり抜く力、感情をコントロールする力、人と関わる力を育みます。

 これらの保育理念・保育方針のもと、同社グループは食育活動(安全でおいしい給食の提供や食農活動の実施)、こどもたちの興味を引き出す幼児教育プログラム(英語・体操・リトミック・知育)、地域社会と連携した文化体験や学習体験などを取り入れながら、こどもたちの資質と能力を培う保育を実践していくとしている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る