シナネンHDのグループ会社シナネンモビリティPLUSは新座市でのシェアサイクル実証実験を開始

新製品&新技術NOW

■埼玉県南西部における地域交通の補完を目指す

シナネンホールディングス<8132>(東1)は19日、同社完全子会社のシナネンモビリティPLUS、新座市、OpenStreet(東京都港区)は地域の活性化や観光振興、公共交通機能の補完・代替等に資する新たな都市交通システムとしてのシェアサイクルの有効性及び課題の検証を目的に「新座市シェアサイクル事業の実証実験に関する基本協定書」を締結し、2月19日から実証実験を行うと発表した。

11.jpg

左からシナネンモビリティPLUS株式会社代表取締役社長 三橋美和、新座市長 並木傑、OpenStreet株式会社代表取締役 大坂宗弘
 同実証実験は地域の活性化や観光振興、公共交通の機能の補完・代替等に資する新たな都市の交通システムとしてのシェアサイクルの有効性及び課題を検証するため、2月22日から順次開始する。そのために、公共施設、駅前、公園等の市内約40か所に「ステーション(シェアサイクル用自転車の駐輪場)」を設置する。

 シェアサイクルの利用は、スマートフォンやタブレットなどを使って、「ステーション」の検索や、自転車の利用予約から決済まで、一連の手続きが簡単に行うことができる。また、新座市内に限らず「ステーション」があれば全国どこでも自転車を貸出・返却することができる。近隣の朝霞市、和光市、志木市では約220か所(2021年1月末時点)にすでにステーションが設置されており、地域を超えた広域的な利用が見込まれるとしている。実証実験期間は2022年3月31日までを予定。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る