【株式市場】日経平均は7年ぶり1万8000円台の後もみ合うが材料株は活況高

株式市場

◆日経平均の終値は1万7935円64銭(15円19銭高)、TOPIXは1447.58ポイント(1.91ポイント高)、出来高概算(東証1部)は21億5310万株

8日後場の東京株式市場は、日経平均が朝方に2007年7月以来の1万8000円台に乗ったためか主力株に一服感があり、トヨタ自動車<7203>(東1)日立製作所<6501>(東1)などが高値を更新したまま売買交錯となり、パナソニック<6752>(東1)は朝方に高値を更新したが10時前から軟化したまま後場は一段軟調となった。ただ、材料株の物色は活発で、オルトプラス<3672>(東1)は新作ゲームの配信開始への期待が言われてストップ高となり、中外炉工業<1964>(東1)は受注拡大への期待などが言われて大幅続伸となり、価値開発<3010>(東2)は訪日観光客の増加を受けてホテル事業に期待とされて急伸し、ディー・ディー・エス<3782>(東マ)は6日付けで発表した米社との提携を材料にストップ高。ガーラ<4777>(JQS)はスマートフォン向けゲームの英語圏での事前登録開始が期待されてストップ高、ホロン<7748>(JQS)は2015年2月に上場10周年のため株主対策などに期待ありとされてストップ高となった。

東証1部の出来高概算は21億5310万株(前引けは11億1449万株)、売買代金は2兆4224億円(同1兆1726億円)。1部上場1848銘柄のうち、値上がり銘柄数は877(同803)銘柄、値下がり銘柄数は816(同855)銘柄。

また、東証33業種別指数は18業種(同16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、非鉄金属、輸送用機器、パルプ・紙、食料品、サービス、医薬品、石油・石炭、機械、ガラス・土石、証券・商品先物、などとなった。

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