三陽商会が逆行高、「ショールーミング型店舗」2店目を発表し注目再燃
- 2021/2/26 10:16
- 材料でみる株価
■リアル店舗とネットを融合『気軽に試着・手ぶらで買い物』
三陽商会<8011>(東1)は2月26日、次第に強含む展開となり、9時40分に5%高の790円(40円高)まで上げて昨年来の戻り高値794円(2021年2月8、25日)に迫っている。
25日付で、「ショールーミング型店舗」の第2弾を大丸札幌店(札幌市)に同日から期間限定でオープンと発表、リアル店舗とネット販売の融合によって『気軽に試着・手ぶらで買い物』できる新たな試みとして注目再燃となった。日経平均などが大幅反落する中で逆行高。
「ショールーミング型店舗」は、2020年4月に発表した「再生プラン」で、新たな販売手法のチャネル戦略のひとつとして実施している。期間限定のオープン。1号店は20年10月末に開設した「SANYO Fitting Store 大丸東京店」。支払いは店頭で行い、購入品は配送で受け取ることができ、ビジネスなどの合間に手荷物を最小限におさえられるという。(HC)