【引け後のリリース】くらコーポが既存店好調などで業績見通しを増額修正

くらコーポレーション

■デザートや新商品の寄与などで来客数・客単価とも拡大

回転寿司のくらコーポレーション<2695>(東1)は2日の大引け後、今10月期第2四半期(2014年11月~15年4月)の連結業績見通しを全体に増額修正し、純利益は従来予想を31.0%引き上げて19.3億円の見込み(前年同期比11.6%増)とした。緩やかな景気回復のもと、既存店売上高が当初計画を上回ったことなどが奏功した。株価終値は4745円(25円高)だった。

発表によると、第2四半期累計期間の来客数は、のべ約4830万人となり、前年同期比約230万人増加した。 また、客単価も「KULA CAFE」におけるデザート展開や、「赤鶏ゆずうどん」などの新商品が寄与した結果、前年を上回って推移した。この結果、売上高は従来予想を3.3%上回り504.79億円(前年同期比6.9%増)の見込みとし、営業利益は同じく18.8%上回る27.82億円の見込み(同1.1%増)とした。

通期業績予想については、引き続き人件費の上昇や一段の円安に伴う物価上昇など、事業環境が不透明感を増していることから、この時点では当初公表した業績予想数値から変更は致しないとした。

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