【株式市場】好業績株や材料株は高いが日経平均は13日ぶり反落

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は2万543円19銭(26円68銭安)、TOPIXは1674.21ポイント(4.35ポイント安)、出来高概算(東証1部)は27億7265万株

チャート16 2日後場の東京株式市場は、昼頃を境に円安基調が反転したため模様ながめ気分が強まり、日産自動車<7201>(東1)は堅調だがトヨタ自動車<7203>(東1)は軟調など、方向感のそろわない相場になった。日経平均は13時前に99円61銭安(2万470円26銭)まで下げる場面があり、13日ぶりの反落となった。昨日までで12日連続高となり、1988年2月の13連騰には並べなかった。東証マザーズ指数も反落となったが、東証2部指数と日経JASDAQ平均は高い。

 後場は花王<4452>(東1)が堅調で、ROE(株主資本利益率)向上方針が伝えられたNTTドコモ<9437>(東1)は前場の上げを保って堅調。業績予想を再び黒字に見直したゲーム開発のgumi(グミ)<3903>(東1)はストップ高を継続。年金に関する個人情報が125万件流出したと伝えられ、セキュリティ関連としてFFRI<3692>(東マ)などが高く、韓国で中東呼吸器症候群と伝えられ、消毒薬銘柄やマスクのダイワボウホールディングス<3107>(東1)なども高い。

 東証1部の出来高概算は27億7265万株(前引けは14億1954万株)、売買代金は2兆8175億円(同1兆4149億円)。1部上場1885銘柄のうち、値上がり銘柄数は790(同890)銘柄、値下がり銘柄数は968(同843)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は18業種となり、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、医薬品、繊維製品、非鉄金属、情報・通信、小売り、化学、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る