ケイアイスター不動産は住宅展示場の無人内覧・非接触型化など注目され上場来の高値

■まず規格型ひら家(平屋)注文住宅の展示場12ヵ所と発表

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は3月2日、再び上値を追い、3865円(165円高)まで上げて半月ぶりに上場来の高値を更新した。1日、1階建ての規格型平屋注文住宅の展示場12ヵ所を無人内覧化、非接触型化すると発表し、注目再燃となった。

 同社では、約2年前に注文住宅「はなまるハウス」高崎展示場に無人内覧システムとチャットボット商談による非接触型営業を導入したところ、来店から成約に至るまでの期間が約60%減少し、成約率は20%増加した経緯がある。

 無人化する展示場で扱う規格型ひら家(平屋)注文住宅「IKI」(いき:粋の意味)は、2階建てと比較すると坪単価が割高で高額というイメージがある平屋の住宅を販売コスト削減などによって低価格化し、建物本体価格は17坪(約57.9平方メートル)590万円からとした。

 多様化する生活スタイルや働き方の変化などに対応。あらゆる方位に適応する玄関ユニットにより、住宅の外枠を変えることなく、間取りブロックの配置換えのみで自在に間取りを変更できる仕様などを実現したという。(HC)

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