日医工は朝安のあと持ち直す、32日間製造停止などの行政処分が出て「出尽し感」

■「ジェネリック大手3社」東和薬品は堅調、沢井製薬は一時堅調

 日医工<4541>(東1)は3月4日の前場、一時3%安の899円(28円安)まで下げ、前引けは0.8%安の920円(7円安)と持ち直した。

 3日、医薬品の製造を32日間停止するなどの行政処分を、「品質試験等における不適合の結果について、適切な措置を実施しなかった」(同社3日発表リリースより)などの理由で同日受けたと発表。今後の株価への影響度は不透明だが、市場関係者からは、処分内容が明らかになったため次第に懸念出尽し感が広がったとの見方が出ている。

 同社はジェネリック医薬品(後発医薬品)大手3社の一角。東和薬品<4553>(東1)は一時2218円(29円高)まで上げて堅調に推移。沢井製薬<4555>(東1)は一時4835円(5円高)まで上げる場面があった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る