【株式市場】円安が一服し日経平均は安いが材料株などの売買は活発

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万454円91銭(88円28銭安)、TOPIXは1669.03ポイント(5.18ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億2236万株

チャート16 3日前場の東京株式市場は、このところの円安進行が一服し1ドル124円台前半まで戻り、キヤノン<7751>(東1)は高いがソニー<6758>(東1)は軟調など、主力株の値動きがまとまらず、日経平均は朝方に一時145円46銭安(2万397円73銭)まで下げて2日続落基調となった。中で保険株や鉄鋼株などは堅調で、日経JASDAQ平均も堅調となっている。

 材料株物色が活発化し、日本エアーテック<6291>(東1)ダルトン<7432>(JQS)が韓国での「中東呼吸器症候群」などを思惑材料にストップ高となり、オークファン<3674>(東マ)は引き続きDeNA<2432>(東1)からの事業買収効果などが期待されて大幅高。

 東証1部の出来高概算は12億2236万株、売買代金は1兆2268億円。1部上場1885銘柄のうち、値上がり銘柄数は678銘柄、値下がり銘柄数は1021銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は11業種となり、値上がり率上位の業種は、保険、金属製品、鉄鋼、非鉄金属、卸売り、ガラス・土石、などとなっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。