アンジェスが急反発、国産医薬品の国際競争力強化めざす議員の動向など材料視の見方

■臨床中の新型コロナワクチン予定通りなら国産第1号に

 アンジェス<4563>(東マ)は3発8日、時間とともに反発幅を広げ、10時過ぎに13%高の1053円(119円高)をつけて3日ぶりの1000円台回復(終値ベース)となっている。

 臨床試験中の新型コロナワクチンが予定通り登場すれば国産第1号になる可能性が濃厚。自民党が国内の医薬品産業の国際競争力を高めるため、安全保障の観点からも対策チームを立ち上げたと伝えられ、注目が再燃したと見られている。

 NHKニュースが3月8日、「自民党は(中略)国内の医薬品産業の国際競争力を高めるための方策を検討しようと、橋本・前厚生労働副大臣を座長とする対策チームを立ち上げました」(NHKニュースWEB3月8日4時16分)と伝えた。(HC)

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