塩野義製薬が後場一段高、抗HIV治療に関する進展を発表し注目強まる
- 2021/3/10 14:06
- 材料でみる株価
■新型コロナワクチン開発も治験段階で材料含み
塩野義製薬<4507>(東1)は3月10日の後場、一段と強含み、13時40分過ぎに5936円(197円高)まで上げ、4日続伸幅を広げている。
昼12時30分、資本参加する英ViiV社(ViiV Healthcare Ltd.、ロンドン)が抗HIV治療における製剤の試験で良好な結果を得たと発表。注目された。
同社は新型コロナワクチンの開発でも治験段階に入っており、材料含み。株価は2月16日につけた昨年8月以来の高値6170円に迫る展開になり、テクニカル的には、これを抜けば昨年6月につけた高値7183円がが意識され、7000円台が視野に入ってくるとの見方が出ている。(HC)