アールシーコアは営業損失など大きく改善へ、コロナ禍で新規来場者数4割減だが経費削減などに務める

■今3月期の連結損益予想を上方修正

アールシーコア<7837>(JQS)は3月12日の取引終了後、今期・2021年3月期の通期連結業績予想の修正(各利益の上方修正)を発表し、営業利益は20年7月に発表した従来予想である6.4億円の損失を4.0億円の損失に見直した。

 売上高については、従来予想の159億円の見通しを据え置いたが、コロナウィルス感染症拡大の影響で全国の新規来場者数実績が前年比60%程度の水準で推移するなどの状況にあって、連結子会社のBESSパートナーズ社グループでは、他の販社から承継した拠点の経営強化に取組んできた結果、想定した以上に増収となることなどの見通しが立った。

 コロナ禍で人々の行動が制限されるなか、WEBの最大活用などによる営業効率の改善を図ってきたほか、人件費の圧縮など、連結グループにおける固定費削減に努めたことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益も、従来予想の6.0億円の損失を4.4億円の損失の見込みに見直した。(HC)

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