【株式市場】米NASDAQ高など受け半導体株など高くTOPIXは軟調だが日経平均は堅調

株式

◆日経平均は2万9946円21銭(25円12銭高)、TOPIXは1980.86ポイント(0.64ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億3616万株

 3月17日(水)前場の東京株式市場は、NY市場でNASDAQ指数が高かったため東京エレクトロン<8035>(東1)などの半導体関連株が上げ、日本製鉄<5401>(東1)などの景気敏感株は一服模様。日経平均は取引開始直後の95円93銭安(2万9825円16銭)を下値に切り返し、10時過ぎに63円88銭高(2万9984円97銭)まで上げて前引けも堅調に推移した。TOPIXは小安い。

日本ペイントHD<4612>(東1)が3月末の株式5分割を材料に活況高となり、パイプドHD<3919>(東1)は業績・配当予想の増額修正が好感されて活況高。テクノスマート<6246>(東2)は投資ファンドのエフィシモ・キャピタルの大量保有などにかかわる思惑が再燃とされ一段高。フーバーブレイン<3927>(東マ)はブロックチェーン企業への出資や「LINE」の個人情報報道などが材料視されストップ高。ヨンキュウ<9955>(JQS)は株主優待の拡充が好感され一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億3616万株、売買代金は1兆2329億円。1部上場2195銘柄のうち、値上がり銘柄数は960銘柄、値下がり銘柄数は1103銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種が値上がりし、化学、電気機器、不動産、医薬品、銀行、機械、サービス、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る