アイリッジは「相鉄線アプリ」のバージョンアップを開発支援

■JR東日本乗り入れ区間まで対応を拡大

アイリッジ<3917>(東マ)は17日、相鉄グループの相模鉄道(神奈川県横浜市)が提供する「相鉄線アプリ」のバージョンアップを開発支援したと発表した。3月17日(水)から提供開始したバージョンアップ版では、相鉄・JR直通線の列車において、JR東日本区間である羽沢横浜国大駅~新宿駅まで列車走行位置の表示を拡大し、列車走行位置画面での同区間の時刻情報表示を新たに開始した。

 相鉄線アプリは、列車がどこにいるかリアルタイムで確認できる「列車走行位置」等に対応した、鉄道利用者向けアプリである。相鉄線全26駅の改札口の混雑状況がわかる「Station View」(ステーションビュー)機能に対応しており、駅の改札口付近に設置しているデジタルサイネージの運行情報と同じ内容も確認できる。アプリにはアイリッジのファン育成プラットフォーム「FANSHIP」が組み込まれており、列車の運転見合わせなどが生じた際には速やかにプッシュ通知で知らせ、他社への振替輸送の経路を検索できる。

 今回のバージョンアップでは、これまでは自社区間のみの表示だった列車走行位置を乗り入れ先区間まで拡大することで、さらなる利便性の提供を目指すとしている。

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