第一三共は新型コロナワクチンの臨床試験開始が好感され高く始まる

■国内第1/2相臨床試験の初回投与を22日に開始と発表

第一三共<4568>(東1)は3月23日、反発スタートとなり、取引開始後は3317.0円(87.0円高)まで上げて出直りを強めている。22日、新型コロナワクチンの臨床試験を開始と発表し、期待されている。

 開発中の新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」)に対するmRNAワクチン(以下「DS-5670」)の国内第1/2相臨床試験について、本日初回投与を開始したと3月22日付で発表した。「mRNA」は米ファイザー社のワクチンと同型になるが、「当社が見出した新規核酸送達技術を用いたCOVID-19に対するmRNAワクチン」(発表リリースより)とした。(HC)

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