【株式市場】米大規模インフラ投資など好感され日経平均は朝方323円高まで上げ堅調に推移し反発基調

株式

◆日経平均は2万9243円44銭(69円29銭高)、TOPIXは1993.70ポイント(3.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億3537万株

 3月23日(火)前場の東京株式市場は、バイデン政権が最大3兆ドル(330兆円)の長期経済プログラムを検討とされたことやNY株の全面高を受け、東京エレク<8035>(東1)などの半導体株や電気・精密、機械株などが軒並み反発し、日経平均は9時20分にかけて322円68銭(2万9496円83銭)まで上げた。その後、半導体株は伸び悩み、日本製鉄<5401>(東1)などは一服模様。日経平均は上げ幅を縮目ながら一進一退となった。

住友ゴム<5110>(東1)などのタイヤ株が米国の大型インフラ投資構想と証券会社の投資判断を受けて終始ジリ高。JFEシステムズ<4832>(東2)は3月末の株式分割を享受したい買い優勢と続伸高値。サンバイオ<4592>(東マ)は証券会社の投資判断などを受け大幅続伸。五洋インテック<7519>(JQS)は抗ウイルスカーテンなどが材料視され連日ストップ高。東京都を提訴のグローバルダイニング<7625>(東2)は一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億3537万株、売買代金は1兆3093億円。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は939銘柄、値下がり銘柄数は1171銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種が値上がりし、電力/ガス、その他製品、ゴム製品、建設、金属製品、電気機器、輸送用機器、ガラス/土石、などが高い。(HC)

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