【株式市場】円安など好感され日経平均は一時352円高まで上げ大きく反発

株式

◆日経平均は2万8709円27銭(303円75銭高)、TOPIXは1954.15ポイント(25.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億4012万株

 3月25日(木)前場の東京株式市場は、米金利上昇による円安などを受けブリヂストン<5108>(東1)などが上げ、非鉄、鉄鋼、海運、なども反発し堅調に推移。銀行株も高い。日経平均は52円高で始まった後200円高となり、一時ダレたが10時半頃から再び上値を追い、前引けにかけて351円85銭高(2万8757円37銭)まで上げた。

 三井金属<5706>(東1)が業績・配当予想の増額修正などで大きく反発し、わかもと製薬<4512>(東1)このところ5日連続ストップ高のあと2日連続ストップ安で半値押し完成のチャート妙味とされ急反発。川崎近海汽船<9179>(東2)は来期の業績大幅回復予想など再評価とされ大きく出直り、大泉製作所<6618>(東マ)フェローテックHD<6890>(JQS)との資本業務提携が材料視されストップ高。

 新規上場のベビーカレンダー<7363>(東マ)は買い気配のまま公開価格、4200円を70%上回る7140円の買い気配。ジーネクスト<4179>(東マ)も買い気配のまま公開価格1230円の71%高の2098円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は6億4012万株、売買代金は1兆3527億円。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は1828銘柄、値下がり銘柄数は310銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、鉱業、非鉄金属、鉄鋼、ゴム製品、建設、銀行、海運、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る