30日上場のAppierGroup(エイピアグループ)は後場、公開価格の29%高(2060円)で始まる

株式市場 IPO 鐘

■初値は同27%高の2030円、一時37%高まで上伸

 3月30日新規上場となったAppier Group(エイピアグループ)<4180>(東マ)は、9時49分に公開価格1600円を27%上回る2030円で売買が成立し初値をつけた。その後は同37%高の2198円まで上げる場面を見せ、前引けは2066円となった。

 AIを駆使してマーケティングやなどを支援。世界15の国・地域で事業を営んでおり、グループの事業統括会社であるAppier Pte.Ltd.は米ドルを機能通貨としている。このため、業績予想作成においても、まずは米ドル建てで業績予想を作成し、それを日本円に換算している。

 2021年12月期の業績予想(連結、会社発表)は、売上高を109.43億円(前期比22.0%増)、売上総利益は55.60億円(同34.8%増)とする一方、収益面では、引き続き将来的な事業拡大のため営業人員やエンジニアの人件費などに対する先行投資を行う計画のため、営業損失は15.51億円(前期は15.78億円の損失)、当期損失は16.74億円(同14.54億円の損失)を見込んでいる。為替前提レートは1米ドル104円を想定。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る