ヒーハイストは半導体市場の動向など材料視され一段と出直る動き
- 2021/3/30 14:30
- 材料でみる株価
■業績は第3四半期に入って大きく持ち直し注目強まる
ヒーハイスト<6433>(JQS)は3月30日、465円(65円高)まで上げる場面を見せて一段と出直り、昨年来の高値475円に迫る展開になっている。
回転運動を直線の動き(直動)に変えるリニアボールブッシュなど直動ベアリングの大手で、このところは、「半導体製造装置メーカーが増産に向けて部品の確保に動いている」(日経産業新聞3月10日付より)など、世界的な半導体不足と増産に向けた動きが注目材料との見方が出ている。
業績は第3四半期に入って大きく持ち直しており、期初から第2四半期までの累計営業利益(連結)は88百万円の赤字だったのに対し、第3四半期までの累計は24百万円の赤字に急改善した。(HC)