【株式市場】日経平均はほぼ下げ幅200円台で推移し5日ぶりに反落、TOPIXは2日続落

株式

◆日経平均は2万9178円80銭(253円90銭安)、TOPIXは1954.00ポイント(23.86ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億2588万株

 3月31日(水)後場の東京株式市場は、三菱UFJ・FG<8306>(東1)が一段安で始まり、あと持ち直したものの軟調。野村HD<8601>(東1)も軟調で、引き続き米投資会社アルケゴスの損失問題の影響が懸念される展開になった。日経平均は取引開始から下げ幅200円台で推移し、14時頃に前場の安値(267円18銭安の2万9165円52銭)に迫り、大引けも再び接近。5日ぶりの反落となった。TOPIXは2日続落。

 後場は、ソースネクスト<4344>(東1)が一段高となり、手のひらサイズの多言語通訳機「ポケトーク」が総務省に採用されたとの発表などを好感。アートスパークHD<3663>(東2)は月次事業進捗レポートの開示開始が好感され一段高。シャノン<3976>(東マ)は業績好調で4月末の株式分割を好感する相場が高揚とされ一段高。テクノアルファ<3089>(JQS)は受注残が高水準などとされて一段と出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は13億2588万株(前引けは5億6528万株)、売買代金は2兆9084億円(同1兆1619億円)。1部上場2186銘柄のうち、値上がり銘柄数は491(前引けは682)銘柄、値下がり銘柄数は1650(同1435)銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種(前引けは4業種)の値上がりにとどまり、輸送用機器、鉄鋼、が高いのみだった。(HC)

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