ハウスドゥグループのフィナンシャルドゥが芝信用金庫(東京都港区)のリバースモーゲージ保証を4月1日開始

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■「しばしんリバースモーゲージS-Ⅱ」様々な資金需要に対応

ハウスドゥ<3457>(東1)の連結子会社である株式会社フィナンシャルドゥは、芝信用金庫(東京都港区)と提携し、2021年4月1日より同信用金庫が提供を開始する「しばしんリバースモーゲージS-Ⅱ」に対する債務保証業務を行う。

 「リバースモーゲージ」は、自宅や所有土地などを活用して資金調達する不動産活用方法で、死亡時に一括して返済することができる方式。近年、社会情勢や生活価値観の変化が進む中で注目されている。

 例えば住宅ローンを組んでいる場合、当初は住宅を取得した際に年収や将来設計を計画して長期間返済していくが、完済時に近くなると住宅所有者の高齢化が進み、自宅のリフォームやバリアフリー化、子供の独立に伴う住み替えなどのニーズも高まってくる。また、高齢期に入ると年金の受給や預貯金などで生活費を工面する生活となるため、そのようなニーズに対応する資金が十分ではない場合も発生する。

 こうした場合などに、自宅や所有土地などの不動産を活用して資金調達する融資として、借入者の死亡時に一括して返済する「リバースモーゲージ」が注目されている。

 その一方、金融機関にとっては、「リバースモーゲージ」の利用期間が長期間と想定され、担保不動産の売却で元金を返済する仕組みであるため、導入に慎重なケースも多く、市場へ浸透しているとは言い難い状況にある。

 そこで、不動産売買のノウハウと全国680店舗を超える不動産販売網を持つハウスドゥグループのフィナンシャルドゥが、適正かつ迅速な不動産担保評価に基づく債務保証を行うことで、同信用金庫の意向に合致したリバースモーゲージの取り組みをサポートする事となった。

 本提携では、同信用金庫の要望にお応えする形で、元本も利息も契約終了時(お亡くなりになった時)に一括返済する「元加方式」と、利息は毎月支払い元本は契約終了時(お亡くなりになった時)に支払う「利払い方式」と言う2つの返済方式に対応している。

 「元加方式」は、融資極度額の範囲内であれば、元本も利息も契約途中での返済は行わず、全額を契約終了時に返済する方式。毎月の支払いが発生しないため日常の負担感は少なくなりますので、お客様に合ったご返済プランが提供可能となる。

今後もフィナンシャルドゥは多くの金融機関との提携を実現させることで、リバースモーゲージ保証事業の成長を図り、市場のニーズが高まるシニア層に向けた商品の拡充と、不動産を活用したサービスの提供で、日本経済の活性化に貢献していく。(HC)

■芝信用金庫「しばしんリバースモーゲージ S-Ⅱ」商品概要
【お申込いただける方】(以下の条件をいずれも満たすことのできる個人のお客様)
(1)申込時年齢満55歳以上85歳以下の方、(2)安定継続した収入のある方、(3)芝信用金庫の営業区域内に居住しておられる方、(4)フィナンシャルドゥの保証が得られる方
【使用用途】原則自由(ただし、投機資金、事業性資金は除く)
【契約形態】当座貸越契約
【返済期間】1年(債務者または芝信用金庫からの申出がない限り自動更新)ただし、債務者死亡後6ヶ月後の応当日の属する月の約定返済日まで
【融資金額】500万円以上30,000万円以内(10万円単位)
【融資利率】(保証料含む)変動金利:年3.9%(2021/3/31現在)
【返済方法】(1)約定返済:口座振替、(2)任意返済:窓口・ATM入金
【返済方式】期限一括
【担保】債務者が所有する不動産(原則、居宅)に芝信用金庫を根抵当権者とする
【保証人】原則不要但し、共有物件を担保とする場合、物件共有者を物上保証人に徴求

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