【株式市場】米大型インフラ計画など期待され日経平均は一時407円高まで上げ大幅高

株式

◆日経平均は2万9513円59銭(334円79銭高)、TOPIXは1966.09ポイント(12.09ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億550万株

 4月1日(木)前場の東京株式市場は、米国の大型インフラ整備計画への期待やS&P500種の最高値などを受け、アドバンテスト<6857>(東1)が1万円の大台に乗り、ファナック<6954>(東1)は一段と出直り、建設株も上げた。日経平均は263円高で始まり、10時30分にかけて406円66銭高(2万9585円46銭)まで上げ、前引けも上げ幅300円台で大幅高となった。

東芝<6501>(東1)が昨年来の高値に進み、グループの半導体事業会社キオクシアを米社が買収検討との米紙報道を材料視され、第一生命HD<8750>(東1)は発行株数の15%超の規模の自社株買いなどが好感され2018年以来の高値。黒田精工<7726>(東2)は2022年3月期の業績急回復予想などが言われて値上がり率上位に躍進。AppBank<6177>(東マ)は大量保有報告書でJトラスト<8508>(東2)代表取締役社長・藤沢信義氏の保有が判明とされ思惑沸騰しストップ高。サイジニア<6031>(東マ)はデジタルマーケティングソリューション企業の買収が材料視され買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億550万株、売買代金は1兆2956億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1176銘柄、値下がり銘柄数は909銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種が値上がりし、保険、精密機器、電気機器、情報通信、その他製品、金属製品、化学、海運、鉱業、機械、などが高い。(HC)

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