三社電機早くも反発、5月高値接近、低PER
- 2015/6/5 11:49
- 株式投資ニュース
三社電機製作所<6882>(東2)は6円高の1026円と早くも反発、年初来高値圏で強い。去る3日に62円高と急伸、前日4日は8円安と微調整だった。年初来高値は5月19日の1044円である
産業機器向けが主力の電源機器事業と半導体事業を展開している。パナソニック<6752>の持分法適用関連会社だが売上依存度は低い。生産は国内の滋賀工場、岡山工場、および中国で、海外生産比率は約20~30%である。
16年3月期は、売上高が前期比10.8%増の245億円、営業利益が同21.7%増の28億円、経常利益が同22.3%増の28億円、純利益が同19.5%増の18億円、配当予想が同6円増配の年間23円(第2四半期末10円、期末13円)としている。
PER(会社予想の連結EPS120円46銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間23円で算出)は2.2%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS1249円11銭で算出)は0.8倍近辺である。依然として割安感の強い水準だ。